定期届出と随時届出

特定技能外国人の受入企業は、入管法に基づき、定期的な届出と随時の届出をします。届出は、受入企業の所在地を管轄する地方出入国在留管理局にします。

１.定期的な届出

定期的な届出は毎年４回、以下の区分の期間ごとに届出をします。

・第１四半期（　１月１日～　３月３１日）⇒　４月１日～１５日までに提出
・第２四半期（　４月１日～　６月３０日）⇒　７月１日～１５日までに提出
・第３四半期（　７月１日～　９月３０日）⇒　１０月１日～１５日までに提出
・第４四半期（１０月１日～１２月３１日）⇒　１月１日～１５日までに提出

１）受入れ状況に係る届出

①特定技能外国人の総数

②特定技能外国人の氏名、生年月日、性別、国籍・地域、住居地、在留カードの番号

③特定技能外国人の活動日数、活動場所、従事した業務内容

④派遣先機関の名称及び所在地

（２）支援実施状況に係る届出 １号特定技能外国人支援計画の実施状況

（３）活動状況に係る届出 ①特定技能外国人及び同一業務に従事する日本人に対する報酬の支払状況 ②従業員数、特定技能外国人と同一の業務に従事する者の新規雇用者数、離職者数、行方不明者数及びそれらの日本人、外国人の別 ③健康保険、厚生年金保険及び雇用保険の適用状況並びに労災保険の手続状況 ④特定技能外国人の安全衛生に関する状況 ⑤特定技能外国人の受入れに要した費用の額及びその内訳

２.随時の届出

随時の届出は、届出事由が生じた日から１４日以内にします。 （１）特定技能雇用契約に係る届出 ①特定技能雇用契約の変更 ②特定技能雇用契約の終了 ③新たな特定技能雇用契約の締結

（２）支援計画変更に係る届出 １号特定技能外国人支援計画の変更

３）支援全部委託契約に係る届出 ①登録支援機関との支援全部委託契約の締結 ②登録支援機関との支援全部委託契約の変更 ③登録支援機関との支援全部委託契約の終了

（４）受入れ困難に係る届出 特定技能外国人の受入れ困難

（５）出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為に係る届出 特定技能外国人に関して出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為の発生を知ったこと

３.分野ごとの届出

（１）建設分野 建設分野では、建設告示に基づき、国土交通大臣に対して建設特定技能受入計画変更申請、変更届出及び受入れ、退職、帰国及び建設特定技能継続不可事由発生に係る報告を行います。

（２）造船・舶用工業分野 造船・舶用工業分野では、造船・舶用工業事務取扱要領に基づき、国土交通省海事局船舶産業課長に対して確認変更申請、確認変更届出を行います。

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